スマートフォン症候群

スマートフォン症候群(略してスマホ症候群)とは、長時間スマートフォンなどの携帯情報端末を操作・閲覧 し続けることにより起こす、眼精疲労やドライアイ、視力低下などの眼の症状や、肩こりや首の痛み、首を後ろに倒せない、腕のしびれ、頭痛、吐き気、めまいなどの症状を総称して呼ばれています。この症状は、日本のみならず、海外でも"smartphone syndrome"として話題になっています。携帯電話と違い情報量の多いスマートフォンでは、より集中してをして画面を見つめる事が多く、使用する時間も長くなる傾向が有り、身体を丸めて顔を画面に近づけて覗き込む姿勢(猫背)をとると健常人でも頚椎の生理的前彎が消失します。いわゆる『ストレートネック』の状態となるので、肩こり、頭痛を起こしやすくなります。この姿勢は同時に腰も丸くなるので、腰痛をも引き起こしてしまいます。とにかく、長時間の使用を避け、うつむいている姿勢(猫背)にならないよう気をつけることが最大の予防法です。それでもうつむいた姿勢になってしまったときは、肩を後ろに引いて頭を後ろに倒すストレッチをまめに行うことが大切です。